H-19 救難ヘリコプター


〈用途廃止展示機 #91-4709  041003.浜松〉

諸元・性能
乗員 2+8人
全長 18.9m
全幅 16.2m(ローター含)
全高 4.1m
全備重量 3,260kg
最大速度 165km/h
航続距離 650km
エンジン P&W R-1340-57  出力:600hp
備考 シコルスキーH-19(S-55)はシコルスキー独自の技術で空冷星形レシプロエンジンを機体の最前面に配置したことでキャビンを広くした本格的な輸送ヘリコプターとして登場した。航空自衛隊ははじめての救難ヘリとして1957年から導入、1958年に新編された浜松基地救難航空隊から配備が始まり、各航空基地で1971年まで使用されている。導入当初は機体に「航空自衛隊」ではなく「救難航空隊」と記入したものもあった。機体右側カーゴドアにホイストを装備する他、カーゴバスケット、救難縄梯子などを搭載する。降着装置の車輪部4箇所にゴム製フロートを装着する事もでき、海難救助にも活躍した。


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