RF-4EJ 偵察機

〈偵察航空隊／第501飛行隊（百里基地）#57-6374　　　051030.百里〉

諸元・性能

乗員	2人
全長	19.2m
全幅	11.7m
全高	5.0m
離陸重量	約26t
エンジン	2基　名称：J79-GE（IHI）-17 推力：8,120kg（A/B使用）／基　形式：アフターバーナー付ターボジェット・エンジン
最大速度	マッハ約2.2
航続距離	約2,900km（約1,600nm）
武装	M-61A1 20mm機関砲×1（635発）
製作	機体：三菱重工
備考	RF-4EJは1990年代に余剰となっったF4-EJ要撃戦闘機を偵察機に改修したものである。純正の偵察機として就役しているRF-4Eと異なり機体そのものにはカメラなどは搭載されておらず、偵察活動は機体下部に搭載する偵察用ポッドによって行なう。上の写真ではセンターパイロンに装着されているのが確認できる。本機はF-4EJ要撃戦闘機からの改修機であるため、その名残りとして偵察機ながら機首にM-61A1機関砲が残されている。また本機には迷彩塗装が施されているが、上の写真の機体は限定改修機でRF-4Eと同じ迷彩になっている。量産改修機のRF-4EJはダークグリーンの迷彩が施される。長らく第501飛行隊で運用されてきたRF-4EJだが、2020年3月に部隊廃止に伴ってRF-4Eとともに全数退役となった。

サムネイルをクリックすると大きい写真が見れます。（新規ウインドウで開きます）