第14旅団/第14戦車中隊 [日本原駐屯地]


〈74式戦車の砲塔に描かれた部隊マーク  090426.善通寺〉


第14戦車中隊は、2006年に第2混成団から改編された第14旅団の創設とともに新編された戦車中隊である。演習場の関係か部隊の運用上の都合か、警備区域とする四国からは少し離れ、岡山県北部の日本原駐屯地に駐屯していた。同駐屯地には、第13旅団隷下の第13戦車中隊も置かれている。部隊マークは四国の地形の上に赤い鷲をデザインしたものとなっている。鷲は中隊が駐屯する岡山県の、瀬戸内を臨む鷲羽山をモチーフにしていると言われる。また、鷲の羽が14枚あることから14戦車中隊を表していると推察できる。
第14戦車中隊は2018年に第15普通科連隊とともに第15即応機動連隊へ再編され、16式機動戦闘車を装備する機動戦闘車隊として善通寺駐屯地へ移駐した。