November.09

09年11月分の日記です。下に行くほど古くなってます。



■09.11.27 Fri  紅葉見ごろ、半田山植物園

急に寒くなったり、また少し陽気が戻ったり、一歩ずつ冬ヘ向かって季節が深まりつつある今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、連休となった先日11月23日(月)、岡山市北区にある半田山植物園に、嫁と紅葉見物に行ってまいりました。もう11月も下旬、県内でも紅葉名所の多くでは既に落葉が始まっているのですが、ここ半田山植物園はこれからが見頃という事で、地元新聞やローカルニュースでも話題が取り上げられていました。
この半田山植物園は、岡山市の中心部にほど近い標高85mの半田山をそのまま植物園にしたもので、園内には15万本の植物が育ち、四季を通じて様々な花が見る人を楽しませています。個人的には陸上自衛隊三軒屋駐屯地がすぐ傍にある事もあって、園内から駐屯地が見下ろせるのではないかとちょっと期待をしてみたり。(^^;
半田山植物園の情報はこのあたりから↓
http://www.okayama-park.or.jp/
http://www.city.okayama.jp/toshi/ryokusei/homepage/
kouen/info.htm


お昼から買い物を済ませたあと、14:30頃に植物園に到着。今が見頃だという「皇帝ダリア」などを眺めながら園の頂上へ向かいます。展望台を過ぎ、園内にある遺跡「一本松古墳」の辺りから「半田山もみじ散策」のコースが設定されていました。紅く染まった木とまだ色付いていない木があり、紅と緑のコントラストが実に美しい感じでした。紅葉は全て紅く染まるのもダイナミックで良いですが、こうした色の変化があるうちも綺麗ですね。

半田山植物園の入口。入園料は大人1人300円です。駐車場もありますが有料です。

入ってすぐの風景。もともとこの半田山は岡山市水道局が管理する配水池で、山の中腹には明治時代に造られた貯水地も残されています。

今が見頃という「皇帝ダリア」。

植物園の最奥に「もみじ散策」のコースがありました。

見事に色付いた木々。多くの人が見物に訪れていました。

紅葉した木、していない木のコントラストが美しいです。

綺麗に紅くなっています。日光の当たり具合によっては、もっとくすんだような茶色になっている葉もありました。

家族連れのほか大きな一眼レフを抱えたカメラマンの姿もあり、紅葉のベストショットを狙ってシャッターを切っていました。

紅葉するのはモミジだけではありません。紅くなりはじめたドウダンツツジ。
紅葉散策コースを一周して、展望台でしばし休憩。この半田山植物園展望台からは岡山市中心部が見渡せ、実に良い眺めです。夜景なんかは素晴らしく綺麗なんじゃないかと思うのですが、残念ながら16:30で閉園となるため、夜景を拝む事はできなさそうです。
(まぁ、すぐ傍が墓地なので、夜は怖くて来れないかもですが。)

前日の雨で地面が少々ぬかるんでいましたが、このような小経を20分ほどかけて散策しました。

半田山の中腹にある展望台から、岡山市中心部の眺め。ちょっと光線状態が良くありませんでしたが、眺めは絶景でした。

展望台の下には、明治時代に造られたというレンガ作りの円形貯水地が残されています。予備的にではありますが、いまだに現役だとか。

園内には温室もあり、南国の植物が植えられています。中に入ると、さながらジャングルのようです。

名前は判りませんが、このような綺麗な花も咲いていました。

サボテンだけを集めた温室もありました。これは「キンシャチ」という種類のサボテンです。

温室の外には立派な蘇鉄の木が。
というところで、16:00頃植物園をあとにして帰宅。天気も良かったし、絶好の紅葉見学日和でした。この半田山植物園は春の桜も有名なので、今度は花見に来てみたいですね。