March.03

03年3月分の日記です。下に行くほど古くなってます。

■03.03.23 Sun  反戦運動を笑う。

そんなこんなで当サイトを少しリニューアルしてみました。今回の目玉は新コーナーの「基地祭に見る自衛隊装備品図鑑」と「自衛隊イベント情報2003年版」のふたつです。「装備品図鑑」のほうは以前からあたためていたネタでして、昨年1年間のイベントはこれを作る事を目的に装備品の写真を撮りまくっていました。ただ、北海道や富士へ行かないと見られない装備とかもあるので、それらの写真はこれからの出撃でゲットしていきたいと思います。今後も写真の追加や更新を積極的にやっていこうと思いますのでよろしくお願いします。また、それぞれ装備品についての私なりの解釈が甘い事もあり、諸元や備考などに間違った記述も多々あろうかと思います。お気付きの点は遠慮なくご指摘下さいませ。

さて、話は変わりますが米英のイラク攻撃が始まって数日が経ちますね。空爆が始まった翌日には早くも地上戦に突入という予想外のスピードで戦闘が展開しています。米第3歩兵師団は初日で150km以上を走破した模様ですが、これはいかにイラク側の抵抗が少ないかという事を示すものでしょう。今後の焦点はいかに早くバグダッドを陥落させるかということにかかっていますが、首都にはフセインの虎の子である大統領警護隊がいることだし、首都市街戦では米英も手こずるかもしれないですね。とはいえ、戦争はなにもドンパチだけがすべてではないわけで、既にCIAなどの情報機関がイラク軍幹部に接触して内部からの切り崩し工作にかかっていることも十分に考えられます。なにぶん現場の情報が入り辛いので、今後の推移は指をくわえて見ている他なさそうです。
ニュースでやってましたが、フランスのシラク大統領、支持率が90%!? すごいですね。でも彼は戦争開始を急ぐ米英に反対しただけで、イラクに対する武力行使は「最後の選択肢」として決して否定してはいなかったですよね。それは独露も同じですが、いつの間にやらシラクさんは平和の立役者みたいに祭り上げられてしまって、もしこれを彼が計算ずくでやったんだとしたらさすがですよね。みんな忘れているかもしれませんが、95年に世界各国の反対を押し切ってムルロア環礁で核実験をやったのはシラクさんなんですけどね。(^^; 彼は政治家として国際社会でのフランスの優位を確保するために、世論を利用して米英を蹴落としにかかったというのが私の見方です。<ヒネてる? 今のところ戦争は米英の有利に運んでいるわけですが、これでイラク国民にたいした犠牲も出ず、ブッシュさんの公言通りフセイン打倒後にイラクの民主化がうまくいったとしたら、フランスとフランス側に付いていた各国がどう手のひらを返すのか見物ではありますね。「石油の利権はイラク国民のもの」とブッシュさんもラムズフェルドさんも公言してますが、まぁ当然米英がおいしいところを持っていくでしょうし、それにもみ手で近付く国がどれくらい出てくるのかも楽しみです。<日本も含み( ̄▽ ̄
石油の利権と言えば、今回の戦争は「アメリカがイラクの石油を手に入れるために」起こしたのだと様々なメディアが報じていますが、ホントにそれだけなんでしょうか? 私としては、多分イラクにアメリカ中央軍の拠点を作って、アフガンの拠点と挟み込む形でイランを封じ込めるのが目的なんじゃないかと邪推してるんですが。
民放を見ているとなにやらコメンテーターだのアナウンサーだのが「戦争はダメ!」「アメリカは悪い!」てななんの解決にもならない発言しかしてなくて胸くそ悪いので、私は今はNHKしか見てないのでありますが、今回は米英側に明確な大義名分がないためか世界中の反戦デモがものすごい勢いで広がりを見せていますね。戦争やってる当のアメリカなんかでも女性がヒステリックに反戦を叫ぶ映像が流れておりますが、なにやらああいった人達を見ると逆にひいてしまうのは私だけでしょうか? 反戦思想は大切だしそれを行動に移す事も大切ですが、それで警官隊と衝突を起こして死者まで出すようじゃ本末転倒ですよね。テレビの中で半狂乱になって平和平和と叫ぶ人達に、私は洗脳されたカルト教信者のようなファナティックさを感じてしまいます。
彼等の中の一体何人が心の底から反戦を訴えているのでしょうか。私にはただ単に、権力者であるブッシュ大統領やブレア首相をなじって喜んでいるだけのようにしか見えないのですけどね。
彼等の中の一体何人が、米同時多発テロやバリ島のテロが起こった時に、テロリスト達に対して本気で抗議行動を起こしたのでしょうか。東京で「罪のない子供達を殺すな」と言って座り込みをしていたお母さん、テロの犠牲になった人達のために同じように座り込みをしてあげましたか?
ファナティックの最たるものが「人間の盾」とかでイラクに居座り続けている人達ですね。「戦争を止めるためなら命も要らぬ」なんてのは私から見るとまさに狂気の沙汰でしかないです。というか「俺は戦争を止めるために命をかけてるんだ、すごいだろう!」という自己満足のためだけに行動しているようにしか見えません。もともと「人間の盾」って湾岸戦争の時にフセインが外国人を人質にとったところから考え出されたらしいですが、皮肉が効き過ぎてて笑えないですよね。
東京でも大規模なデモがあったようですが、報道での映像を見ている限り笑いながら行進している人が多いようで、いまいち真摯さを感じられませんでした。
・・・なんてな事を書いてると私が戦争賛美をしているように思われるかもしれませんが決してそうではないのでご注意を。(^^; 流行りものに乗り遅れまいと「反戦反戦」と叫んで盛り上がっている人達を笑いたいだけです。私は今回の戦争に関しては賛成でも反対でもなく、乾いた気持ちで推移を見守っています。
ただ、反戦運動の報道の中で唯一私の心をうった映像がありました。ご覧になった方も多いと思いますが、東京のデモ行進の映像で、行列の近くで信号待ちをしていたらしいバイクに乗ったひとりの青年。デモ隊に向かって右腕を突き出し、ずっとピースサインを掲げていました。その真剣なまなざしに何かグッとくるものを感じました。深く、静かな反戦の気持ちをその瞳に見たような気がします。

■03.03.16 Sun  お願い当たって。

なにやら日記を書くのは1ヶ月半ぶりくらいでございます。最近日記に書くほどのネタがないので困ったものですよ。<なにか違う
そーいえばこの間グリーンジャンボ宝くじの抽選発表がありましたよね。まったくクジ運のないワタクシでございますが、まぁそれでも夢を買うつもりで20枚ほど購入してみたのでございます。ちなみに1等は1億5000万円。前後賞あわせて2億円が30数人の手に!てなシロモノでございました。
前回の年末ジャンボは20枚買って末等300円が2枚だけ、とかすりもしない結果だったもので、今回はゲンを担いでよく当たると噂のとある宝くじ売場で購入いたしました。ま、1等が当たる確率は200万分の1だか300万分の1らしいので、こんなもの期待する方がどうかしているというもんですが、それでも買ってしまうといろいろと妄想はふくらむ一方でございまして。1億5000万も当たったらとりあえず仕事辞めて、のんびり暮らしながら忙しくない仕事でもして、あ、家族にもこれくらいは分けてやらなきゃな、親戚にも多少はおすそ分けの必要があるだろう。う〜ん、マンションを買うのもいいが金はあるんだから一戸建ても欲しいところだな・・・。などと一生の人生計画が脳内でいろいろと展開されちゃったりするのでございます。( ̄▽ ̄;;
これがもう抽選日も間近になるとますますエスカレートしちゃって、すっかり自分が億万長者になったような気分に浸ってしまっておりますよ。なんて罪つくりな宝くじ。<違
で、まぁ結果はと言いますと、まったくもうこれがコンチクショウでございまして、5等の3000円が1本、末等の300円が1本という結果でございました。すっかり楽隠居をきめこむ予定にしていたワタクシとしては、いきなり奈落の底へまっさかさまといったおももちでございます。おかしい、予定では今頃1億5000万円を手にしてウハウハの状態だったはずなんですけどねぇ。
( ̄▽ ̄;;
ま、現実はこんなもんなのでございますが、それでも全くクジ運のないワタクシが5等を当てたというのは考えてみればすごい事なのかもしれません。やはり噂の宝くじ売場は伊達じゃないですね。もーこりゃ次こそは1億5000万円が当たるに違いないと今から期待しております。<反省しろ

あ、あとお知らせです。今週末か来週末くらいにこのホームページをリニューアルします。ま、リニューアルと言ってもトップページの変更くらいなんですけどね。(^^; 一応、目玉として新コーナーも起ちあげます。半年くらいかけて作ったコーナーなので、それなりに見応えのあるものになるのでは・・・と自分では思っているのですが。