January.03

03年1月分の日記です。下に行くほど古くなってます。

■03.01.29 Wed  猛威。

 年が明けて早くも1ヶ月、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今年はインフルエンザが昨年の10倍以上の勢いで猛威をふるっているそうでございます。ワタクシはいままでインフルエンザというものにかかった事がないのでどこか他人事のように感じていたのですが、先週とうとう生まれてはじめてインフルエンザの洗礼を受けてしまいました。
原因をいろいろと考えてみましたが、自分のまわりにはインフルエンザの人はいないので、どうも18日に東京へ行った時にウイルスをもらったとしか思えません。20日(月)の夜になってちょっと喉の具合がおかしいな、という自覚症状があり、翌21日になって熱っぽくなってきて、その日仕事から帰った時には悪寒、関節痛、発熱がひどくなっておりました。ちなみに熱を計ってみると38.4度。ワタクシ平熱が36度ほどなので、38.4度というと結構な高熱でございます。もうその日は倒れ込むようにベッドに横になったあと、一歩も動く事ができませんでした。
 で、翌朝。もう一度熱を計ると今度は39.6度。( ̄□ ̄; ここまで熱があがったのは生まれて初めてじゃないか? 結局会社へは休む旨伝えて、病院へGO。ちなみにこの時点ではまだ自分がインフルエンザだとは気付かず、ただの風邪だと思っておりましたので、注射1本打ってもらえばすぐに治る、と楽観的であったのでございます。病院の待ち合い室は風邪ひきさんがたくさん詰めかけて診察を待っております。診察室の奥からは先生と患者さんの声がときおり聴こえてきて、ところどころ「インフルエンザ」という単語が耳に入りました。この時やっと自分もインフルエンザなのでは?と思いついたのでございますが、果たして検査の結果はといいますと大当たり。( ̄▽ ̄;; 最近はただの風邪かインフルエンザかが簡単な検査で判別できるようになっておりまして、喉の粘膜をちょいちょいと綿棒で採取し、それを試験管の中で薬品につけて撹拌させ、リトマス試験紙みたいな紙に付けると10分ほどで検査結果がわかるようになっています。ワタクシの場合ものの2分も経たないうちに結果が出てしまい、先生が驚いておりました。よっぽど強力なインフルエンザだったのでしょうか。もう、気分は歩く生物兵器?今の状態で人ごみの中を歩きつつ咳をぶちかませば、りっぱなバイオテロになっちゃうんじゃないだろか。一応熱さましの注射と念のために血液検査もしてもらって、薬をもらって帰宅。結局そのまま3日間寝こんでやっと熱も下がり、今日になってようやく完全に復調いたしました。寝こんでる間は食欲もなくて、体重も3.5kg減少。いいダイエットになったといえば少しは救われるでしょうか。
新聞を読んでるとインフルエンザで亡くなった高齢者とかお子さんもいるようですし、ナメてかかると怖いですね。今は特効薬の「タミフル」という薬も不足しているようですし、まずはうがい、手洗いを迎行してインフルエンザの予防に努める事が重要です。まだまだ流行は始まったばかり、これから感染者が増えるそうですので、皆様もお気をつけくださいませ。