June.01

01年6月分の日記です。下に行くほど古くなってます。

■01.06.24 Sun  生きろ。
 梅雨まっただ中の今日このごろ、こう蒸し暑いと身体もまいるし気も滅入るというものですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 さて、昨年5月の日記で巣作りをするツバメと我が家の格闘の模様を書きましたが、今年も彼等がやってきまして、またまた玄関に先月から巣を構築しはじめたのでございますよ。昨年の格闘戦ですっかり疲れ果てた我が家では(^^;、
「今年はもう、好きに巣作りさせてやろう」という結論が出まして、わざわざ玄関の梁に板で台をこしらえてやったりしたのですが、当のツバメ夫婦はそんなものは無視して、玄関の扉の真上にマイホームを作っちゃったんであります。人間サマの方が落下してくるフンに注意しながら出入りするありさまでございます。( ̄▽ ̄;;;
しばらくして、その巣にも無事に5羽のベイビーが誕生。親鳥の運んでくるエサを、大きな口を開けて待ち構えております。ま、生まれてしまえばカワイイもんで、ワタクシも家族もほほえましく見守っていたのでございますが、ある日事件はおこってしまったのでございますよ。
 ある朝、目が覚めると父と母がなにやら玄関であわただしくしておりました。何かあったのかと思って聞いてみると、どうやら夜のうちにツバメの巣が地面に落ちてしまっていたようなのです。もともと支えも何もない垂直の壁に巣を作っていたので、次第に大きくなるヒナの重みに耐えきれなくなって落下したようです。泥と藁で固められた巣はバラバラになり、5羽のヒナのうち2羽がその下敷きになって息絶えておりました。残りの3羽はなんとか生きていますが、弱ってしまって全然動きません。とりあえず彼等の巣があったところのすぐ下に植木鉢用の高さ1m ほどの台を持ってきて、その上にタオルを敷いて3羽のヒナをのっけてやりましたが、それ以上はどうすることもできず、しばらく様子を見ていました。もうすっかり羽毛もはえ揃ったヒナ達はジッと動かず、鳴くこともしません。親鳥はいなくなったわが子を探して何度も何度も玄関と外を右往左往していますが、タオルの上のヒナを見つける事がなかなかできない様子です。慌てているのが目に見えてわかるだけに、鳥といえども子に対する愛情はちゃんとあるのだなぁ、とちょっとしんみりしてみたり。
 その日仕事から帰ってくると、玄関の扉の上、彼等の落ちた巣があった場所に、段ボールの新居がしつらえてありました。母に聞いてみたところ、ワタクシの弟がホームセンターで切り藁を買ってきて巣を作ったのだそうです。普段無口であまり感情をおもてに出さない弟なのですが、なんだ、いいところもあるじゃないか、とちょっとホロリとさせられました。死んでしまった2羽のヒナはちょっと目を話したすきに野良猫がかっさらっていったそうですが、生き残った3羽の方は何とか無事に新居へ移動させることに成功したそうです。あとは、親鳥がこの新居とヒナ達を無事見つけられる事を祈るばかり。
 そして翌朝。玄関の方からツバメの元気な鳴き声が聞こえてきました。そっと様子を見に行ってみると、親鳥がせっせと新居のヒナ達にエサを運んでおりました。よかったよかった、ちゃんと親子再会を果たしたようです。人間の手が触れたヒナを親鳥が見捨てはしないかと不安だったのですが、そんな心配もいらなかったようでありますな。
 あとはヒナ達が無事に巣立ってくれれば言う事はなしです。がんばれ〜。(^^)

■01.06.16 Sat  腹立つぞ!勧誘電話!
 先日、大阪で起きた児童8人を刺殺するという希にみる凶悪事件。犯人の宅間容疑者は(明らかに犯行を行ったことがわかっていても、裁判で判決が出るまでは「容疑者」なんですよね・・・不思議だ)精神障害を装って当初ウソの供述をしていたそうですが、こういう人間ですらないクズは極刑に処して当然でありましょう。てなことを言ってるとアムネスティあたりから抗議されそうですが、犯した罪を考えれば1回の死刑では事足りないというのが、「普通の」人間の感情ではないでしょうか。まぁ、事ここに至っていまだに自分の心配しかしていない宅間という男は、ある意味本当に精神障害なのかもしれませんが。
 さて、話は変わって今日ワタクシが受けた電話の事。夜の8時過ぎに、自宅の電話にワタクシ宛のTELがありましたですよ。話し方がずいぶん親しげだったらしく、母がワタクシに「友達じゃないの?」といって取り次いだのですが、ワタクシは知り合いには携帯以外の番号は教えていないので、自宅の電話にかかってくるというのは極めておかしな事でございます。ま、この時点である程度予測はできたのですが・・・。
「はい、お電話変わりました。」
「あ、もしもし、こちらグロー○リー株式会社と申しますが・・・。」
やはりな。( ̄▽ ̄;; なんかの勧誘だ。
「現在お得な投資のご案内をしておりまして、らいとさんは今まで株とかなさったことはございますか?」
「いや、ないですけど」
「あ、そうですか。実は当社では・・・」
「そういったことには興味ないんで、いま仕事中ですので切りますよ( ̄Д ̄#」
というと、ものすごく横柄に
「仕事ぉ?」
とか言ってくるじゃないですか。ま、もちろん仕事ってのはウソですが。
「今日は家に仕事持って帰ってるんで(ウソ)、本当に切り・・・」
ガチャ!
むこうから切りやがった( ̄▽ ̄;;;・・・めっっっちゃムカツクわ!!!
どういう態度やねん!!
こういう勧誘の電話はほとんどがペテンに違いないので、みなさん注意しましょう。世の中そんなおいしい話が転がってるわけないです。ちなみにこのグ○ーバリー株式会社ってーのはどういうところだろう。やってることは詐欺同然だろうし、足がつくとまずいだろうから、ホームページとかはないだろうな・・・。と思ってGoogleで検索してみると、ありました。ホームページ。( ̄▽ ̄;;;; さっきのクソ野郎の態度とはうらはらの、誠実さを全面に押し出した内容となっております。(リンクを貼るのもけがらわしいんで、ここからはリンクしません。興味のある方は検索エンジンで探してみてください)厚顔無恥とはまさにこのこと。ちなみにGoogleの検索では○ローバリーに騙された人達の書き込みとかも出るわ出るわ、なんか全財産持ってかれた人とかもいるようですな。被害者の声を聞きたい人はここへ行ってみましょう。
↓↓↓
http://www.lover.ac/bbs/tori/943369985.html
こういう被害を受けた場合はどうすればいいんでしょう。やはり消費者センターとかに相談するのがいいんですかねぇ。それよりも電話がかかってきた時点で有効な撃退方法ってのはないもんでしょうか。ハァ。

■01.06.10 Sun  もうすぐ到来!? 大震災。

 先日の新聞に載ってたのですが、なんか近いうちに岡山を中心に半径300kmの範囲内でM6、震度5〜6規模の直下型地震が起こる可能性があるらしいですねぇ。しかもかなり高い確率で、10日以内くらいだとか。怖い話です。この発表をしたのはPISCOという組織(?)で、岡山理科大学の教授なんかが中心になっているようです。なんでも大気イオンの変化を調べる事で、地震を予知できるのだとか。
 この発表を受けて鳥取県では関係機関に注意を呼びかけるなど素早い対応をしているようですが、我が岡山県の行政は「科学的に確証の得られない予測に対して」は対応できないとして、なんにもしていません。(´Д`)ここ数年、阪神淡路、鳥取西部、芸予と近県で大きな地震が相次いでいるので、いよいよ岡山もか・・・と個人的には心配になってみたりするのですが、ま、地震が来たら来たでどうしようもない事ではありますよねぇ・・・。ただ、いざそうなった時に困らないように、備えだけはしておいた方がいいかもしれませんね。水と食料の確保、医薬品の準備など。当然電話も使えなくなるでしょうから、家族と落ち合う場所などしっかり決めておくべきでしょうし、火事場泥棒に遭わないように、財産の安全をはかることも重要です。
 しかし、大地震が来たら自分の暮らしはどうなるだろうなぁ。自宅が潰れたりしたらもうおおごとですよねぇ。ワタクシの家はもう築27年くらいにはなるので、大きな揺れには耐えられないかもしれないです。あ、でも壊れ方によっては「全壊家屋指定」とかで行政から金が出るのですかね、確か。
 仕事にも影響が出るでしょうね・・・。阪神淡路大震災の時にはワタクシは京都の会社に勤めていたのですが、やはり神戸にあった得意先の何軒かが倒産したりしました。
 しかしまぁ、地震大国ニッポンに住む以上、いつどこで大きな震災が起こるかわかりません。常から心構えだけは怠らないようにしたいものです。取りあえずは、これからの10日間を注意しながら過ごしていきましょうか。
 ちなみに、前述の「PISCO」に興味のある方は、下のリンクからどうぞ。

  http://www.pisco.ous.ac.jp/