|
いやいや、なんだか寒波の影響とかで、すごく寒い日が続いておりますな。みなさまお風邪などひいておられませんでしょうか?こんな寒い日にはあったかいラーメンなどよいですな。という事で今日のお昼ご飯は近所のラーメン屋へ行ってみましたですよ。込み合った店内の片隅で注文したラーメンとおむすび2個のセットを待っていると、ふとワタクシの斜め前に座っている人に目が行きましたよ。肩までかかったワンレン(死語?)の髪をときおりかきあげながら、ラーメンを食しておられます。終始うつむき加減で顔がよく見えないのですが、一瞥した感じ細面の美人系に見えなくもありません。女性が髪をかきあげながらラーメンを食すのは一部の人からは避難されがちなものですが、まぁこれはこれでなかなかイロっぽくてよいのではないか、とワタクシなどは考えております。耳もとから流れるように髪をかきあげていくしなやかな指の動き。次の瞬間あらわれる白いうなじ。う〜〜ん、良いですねぇ。実に良い。これでホントに美人なら言う事ないよな。 おっ?おおお、男やん!!Σ( ̄□ ̄;;; 細いしなで肩だし、パッと見た感じ女にしか見えないが、そいつはまぎれもなく男!( ̄△ ̄; |
|
新世紀も明けてはや11日。今年こそは良い年でありますようにとの願いも虚しく、年の初めからヤな事件が多いですね。赤ちゃんが連れ去られたり、患者が筋弛緩剤を注射されたり。 高知市の成人式は新成人約二千八百人が参加して、県民体育館で開かれた。橋本大二郎高知県知事が祝辞を述べていると、二階席に座った十人ほどのグループが「大二郎、うるさい」「帰れ、帰れ」などと大声でやじを飛ばし始めた。 橋本知事は「知事に就任して最初の成人式(一九九二年)でも、会場全体がうるさかったため『静かにしませんか』としかったことがあり、今年の式典が特に悪質だったということではない」と指摘する一方で、「ただ、僕はそもそも、時代が変わる中、行政が集めて行うような成人式が必要なのか、と疑問に思っている」と話している。 ◆高 松 ◆観音寺 また同県善通寺市では六日行われた成人式で、宮下裕市長が、式典前に会場内で酒を飲んで騒いでいる新成人にあきれ、「祝辞を述べる気持ちになれない」と式の開始前に退席するというハプニングがあった。 ◆小 松 ◆関 東 埼玉県大宮市の式典会場の大宮ソニックシティでは、会場の外でビールの大瓶をラッパ飲みしながら、たむろする一団もあった。 川崎市でも、成人式は懐かしい友達と再会する“同窓会”に。式典に興味がない若者たちは、会場外の廊下などで話し込んでいた。 | 東京新聞ホームページ | いやいやまったく、こうまでなるともはや彼等は若者ではなくバカ者ですな。で、とうとう高松市のケースでは騒いだ連中が告訴されちゃって。成人して初めての社会との関わりが告訴じゃ、シャレにもなりませんなぁ。でも、告訴されたなかの一人はこんなことを言ってますな。 庭師(男) そう、20才になればお酒も煙草も確かに自由でしょう。しかしそれは時と場所をわきまえての事。自分で責任を取れる行動をすること、それが成人の意味ではないでしょうか。このバカ者の言ってる事は自由の意味をはき違えた単なる自分勝手に過ぎません。「ちゃんとルールは守った」などとどの口で言うのでしょうか。ましてや市長に聞いてほしいとか言う「自分たちの考え」などホントに持ち合わせているのやら怪しいもんです。 |
|
なんの前フリもありませんが、昨日映画を観てきたのですよ。作品はケビン・コスナー主演の「13デイズ」。テーマは1962年に起こったキューバ危機。年輩の方ならば覚えておられるかもしれませんが、世界を破滅の崖っぷちに追い込んだあの事件です。もっとも、ワタクシにしてみれば誕生する9年も前のことなので、あまり実感の湧くことではありませんが。映画は時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディとその弟のロバート・ケネディ司法長官、二人の友人のケネス・オドネル大統領特別補佐官の友情を軸に、アメリカがいかにこの危機を乗り切ったかが描かれておりました。登場人物が実在した人ばかりということで、俳優の方もそれなりに似た人を選んでいたようです。マクナマラ国防長官役のディーン・ベイカー、そっくり(横顔特に)。ラスク国務長官役のヘンリー・ストロツィエー、ハゲ具合までバッチリ。(^^; バンディ補佐官役のフランク・ウッド、本人かと思うほどうりふたつ。ただ、ケネディ大統領はあの独特の風貌を担える役者がいなかったのか、ブルース・グリーンウッドという俳優は雰囲気こそ掴んでいたものの、いまいちケネディ大統領とはほど遠い感じでした。ま、映画の詳しい内容は、まだ上映中の作品でもあるということでここでは割愛させていただきます。 さて、映画の余韻にひたりつつ、家へ帰ってビデオラックから1本のテープを取り出したワタクシ。数年前にNHKスペシャルを録画したもので、タイトルは「十月の悪夢〜1962年キューバ危機・戦慄の記録〜」なる番組。それぞれ75分の前後編で、当時の資料やフィルムを交えつつ、克明にこの事件を追ったものでした。 米ソ冷戦の最中、突如アメリカの目と鼻の先に誕生したキューバ社会主義政権と、そこに配備されたソ連の核ミサイル。それを撤去させるためにキューバへの武力侵攻を企てるアメリカと、それに対して核ミサイルで応戦しようとするソ連。当時の想定では、キューバで戦闘が勃発すれば、ソ連はその報復としてワルシャワ条約機構軍で西ドイツを攻撃し、西側はその報復として東ドイツへ核を打ち込み、ソ連はそのまた報復として西ヨーロッパへ核ミサイルを発射し、最終的にはアメリカ本土とソ連との間でICBMの撃ち合いになったであろうと言われています。最近公表された文書では、このとき全面核戦争という事態になれば、米軍は日本に核ミサイルを持ち込んでソ連を攻撃する準備ができていたそうです。その結果失われる人命は、アメリカが全国民の70%、ソ連が40%。その他のヨーロッパ諸国やアジア諸国での被害もそれに準じたものになったでしょう。 それはすなわち人類社会の滅亡を意味していたのでした。 もしこのときどこかで緊張の糸が切れていたら。もし誰か一人でも早計な判断ミスを犯していたら。もし米ソの間でただの1発でも銃撃が交わされていたら。もしかしたら私たちはこの世に生まれることすらなかったのかもしれません。これが映画や小説ではなく、現実に起こった事件である、という事実に、私は戦慄を覚えずにはいられないのです。 キューバ危機は結果的に米ソ両国の首脳の判断といくつかの偶然によって回避されましたが、冷戦が終わった今なお、我々が核によって滅びる可能性が0%ではないことを示しているように思います。21世紀に生きる我々が今後核兵器廃絶のために何をなすべきか、この事件は強いメッセージを残しているのではないでしょうか。それを21世紀の幕開けに今一度知らしめた「13デイズ」という作品の意義は大きかったと思います。 最後に、前述のNHKスペシャルのインタビューに応えたロバート・マクナマラ元国防長官の言葉です。 “人間は誤ちを犯すものだ。日常生活はもとより戦争でも私たちは数多くの誤ちを犯してきた。 戦争での誤ちは死につながる。何千という命を失うことになる。だが核戦争で誤ちを犯せば、それは人類の滅亡につながる。この事は恐るべき事実を示している。つまり誤ちを犯す人間と核兵器がこの地球上に共存する限り、私たちは核戦争の恐怖から永遠に逃れることはできないのだ。国家を滅亡させ文明を破壊する危機が今なお起こり得るのだ。 それを避ける方法はただ一つ、核のない世界に戻ることだ。 これこそキューバ危機の教訓なのだ。” |
|
新世紀も明けて3日目。毎日食っちゃ寝、食っちゃ寝の生活ですっかり自堕落なワタクシ。皆様はこのお正月をいかがお過ごしでしょうか。 さて、去年も書きましたが、新年の楽しみのひとつに年賀状、があります。遠方の友人から届くハガキに、ワクワクしながら目を通すこのひととき。いや〜、いいですなぁ。が。毎日のほほんと過ごしているワタクシを戦慄させるある事件が起こってしまったのでございますよ。 今日3日の朝届いた年賀状を眺めていると、中に友人のきんさんからのハガキがありましたよ。なにげに見ていると、きんさんが自分の住所のところにこのような注意書きを書いておりました。 (転居しました) ああ、そうそう、きんさんは昨年引っ越しをしたんですよ。以前よりもずいぶん上等なコーポに。そんなことがあったよね〜、と思いつつ他のハガキに目を移そうとした瞬間、ワタクシの脳裏をかすめたとある疑念。 (あれ?そういや、きんさんへの年賀状って、新しい住所の方へ送っただろうか?) あわててMacを起動して、“宛名職人ver.5”を立ち上げるワタクシ。え〜と、きんさんの住所は・・・・。 あっ!!直ってない!!Σ( ̄□ ̄;;;; そこには旧住所のままのきんさんのカードが。これが直ってないということは、つまり送った年賀状も旧住所へ送られてしまったということです。 ガーン!Σ(T□T;;;; しまった〜、ちゃんと宛名は確認したつもりだったのになぁ〜〜〜。 しかも俺、きんさんの引っ越し手伝ってるし!(T□T;;;; こういうことはその都度、きちんとデータを修正していかなくてはなりませんねぇ。問題は旧住所に送ってしまった年賀状が、果たしてちゃんと新住所の方へ届いているのだろうか、ということ。きんさんは律儀な郵便局員なので、きちんと転送届けは出してあるでしょうが・・・・。ああ、新年早々大チョンボだった事でございますよ。(T□T;;;;; この場を借りて、 きんさん、ゴメン!ゴメン!ゴメン!m(_ _;;;)m |
|
皆様、あけましておめでとうございます。本年も当「ギャラリーらいとういんぐ」をよろしくお願い申し上げます。 21世紀。どんな時代になるのでしょうか。人類は遂に宇宙への開拓を始めるのでしょうか。太陽系を越え、銀河へ飛び出す世紀になるのでしょうか。ライト兄弟が初めて空を飛んでからまだ100年も経っていない事を考えると、それも不可能ではないかもしれません。地上からは戦争が無くなるでしょうか。あらゆる民族が、宗教が、国家が和解を図ることができるでしょうか。インターネットを通じて世界中の人々が個人個人で繋がり始めた20世紀末のことを思えば、それも絵空事ではないかもしれません。世界からあらゆる病気や疾患が根絶され、誰もが健康に長生きできるようになるでしょうか。ヒトゲノムを解析し、遺伝子治療が発達を遂げ始めた現在、それも夢想ではなくなるのかもしれません。そんな21世紀の壮大な可能性のかたすみで、「ギャラリーらいとういんぐ」は細く長く、がんばってやっていきたいと思っております。 |